今までの歯科治療では、例えば、一本の歯を失った時、その両側にある健康な歯を削り、ブリッジ(橋)のように人口の歯をかぶせる、従来のブリッジと呼ばれる治療法や、取替え式の部分入れ歯等が多く用いられてきました。
しかし、この治療法の場合には、咬み合わせの不安定さや、隣の健康な歯を削らなければならないなど、多くの問題がありました。これらの問題を解決する方法として、インプラント治療は日本でも20年ほど前から導入されるようになりました。
基本的構造としては、顎骨内の失ってしまった歯根があった位置に、人工的な金属の土台を埋め込み、その上に人工的な歯を固定させるという方法です。
正しくインプラントを行った事を前提にして、5年後に残るインプラントは90数%といわれています。
しかし、この数字はあくまでも平均であり目安です。
インプラントが埋め込まれている人工の歯冠は虫歯になることはありませんが、歯周病と同様の「インプラント周囲炎」を起こすことがあります。
セルフケア(日常の手入れ)とプロフェッショナルケア(主治医での定期健診)をしっかり行うことによりインプラントを 良い状態に保ち長持ちさせることもできます。
残りの歯に負担を与えず美しい歯を単独で植立できるインプラント治療は革命的です。
しかし、インプラント治療をご希望されている患者様にお伝えしたいことは、それでもインプラントは歯科治療の選択肢の1つでしかないということです。
骨の形態が悪いところに入れれば、見た目に美しいとは言えない治療となることもあります。当院では多くの経験や勉強会から、インプラント治療をした場合の予後を事前に想定し、不適切なケースではご説明の上、ブリッジや入れ歯をお勧めすることもあります。
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