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iQOSやプルームテックなどの加熱式たばこ、身体に悪くないから吸っても大丈夫!と思われる方が多いようです。
加熱式たばこは、専用の道具を使って、たばこの葉やその加工品を電気で加熱し、発生する煙(エアロゾル)を喫煙するものです。
加熱式たばこは、喫煙者の20%以上が使用しています。中でも、若い喫煙者では加熱式たばこを使用する人が多く、20~30代では男性で約40%、女性で約50%に達しているようです。
加熱式たばこの煙には、ニコチンや発がん性物質などの有害な物質が含まれています。
加熱式たばこのパッケージの注意文言(健康警告)にも「加熱式たばこの煙(蒸気)は、発がん性物質や、依存性のあるニコチンが含まれるなど、 あなたの健康への悪影響が否定できません。」と書かれています。
依存性の高いニコチンや、一酸化炭素などの有害物質が使用者の体内に取り込まれるなど、従来型のたばこと同様に身体への悪影響が懸念されます。
従来型の燃焼式タバコと同様に、タバコ葉を含むタバコ製品であり、依存性の高い化学物質であるニコチンが含まれています。
加熱式タバコの主流煙中には、一酸化炭素、アンモニア、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドなどが検出されたとする報告があります。
また、従来のタバコと同レベルのニコチンや有害物質が含まれていると言われています。したがって、有害物質が体内に取り込まれていることは明らかと言えます。
加熱式タバコは、「煙が出ない、あるいは煙が見えにくい」とされています。しかし、特殊なレーザー光を加熱式タバコ使用者の呼気に照射すると、大量のエアロゾルを呼出していることが示され、燃焼式タバコ使用者の呼出煙と同様に大量のエアロゾルを呼出していると考えられます”。また、加熱式タバコは紙巻きタバコよりも身体への悪影響が少ないと言われていますが、ラットを用いた研究により動脈硬化や心臓病の原因となる「血管内皮機能障害」が、紙巻きタバコと同程度もたらされることが明示されています”と論じられています。
したがって、仮に健康目的で加熱式タバコへ移行したとしても、心臓病や動脈硬化の危険が減ることは期待できないと言えます。