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院長の山下です
治療で大切なことはさまざまあると思いますが、
特に僕は治療の永続性というものを重要視しています。
平たく言うと、、『長持ちする治療』ですね(^O^)/
その為には、《噛み合わせ》 《歯肉の状態》 《歯ぎしり》 《顎の骨の状態》など色んなファクターがありますが、今回は歯の根の治療について書こうと思っています。
当然、いわゆる土台(歯科治療では歯の根っこを歯根といいます)がしっかりしていないと、家でもビルでも駄目になるのと同様に、歯でも歯根がしっかりしてなければ、
いくら見た目に綺麗なセラミックやゴールドをセットしても駄目になるのは早いです★
ただし、その歯根の治療というのは、実に複雑で時間が掛かります(-_-メ)
よく、患者さんが「何回も通院しているのに、治療が進まないんです、、、、」という理由で転院されてくるケースがありますが、大体はこの歯根の治療の場合が多いですね。(要は説明不足か、コミュニケーション不足ですが、、)
原因はやはり根っこは見えない!!ということに尽きます。
通常は直接、歯根の先の病巣には触れないですから、
どうしても間接的な治療になりがちで、さらに根の入り口はとても小さく、見えにくいもの
よって、海岸通デンタルクリニックでは写真のような拡大鏡(スコープ)を使用して歯根の治療や繊細な部位の治療を行っています。
どんないい道具でも使いこなさないと力を発揮しないのと同じく、スコープも慣れるまでは大変でした、、、、、
掃除や食事中もしていたので、よく気持悪くなっていました((+_+))
おかげ様で慣れると全然違います!たまには見たくない僕の治療の不出来な処も見えていまい、治療が長引くこともありますが、、、、
ただ、僕としてはやはり『ハイスタンダードな治療』を目指すなら、必要不可欠なものだと感じています。。