こんにちは、まだまだ寒い日が続きますがいかがお過ごしですか？

突然ですが、唾と聞くとどんなイメージがありますか？

あまり綺麗なイメージではなかったり唾の働きをあまり知らない方が多いと思います。

実は唾ってとても重要な役割があるんですよ！

いくつかある中で少しだけ紹介しますね。

唾には口の中を洗い流す作用があります。この作用のことを自浄作用と言います。

自浄作用は、唾を飲み込むときにはたらきます。唾を飲み込むときれいな睡が分泌され、汚れた唾は食道に飲み込まれます。

こうして、お口の中が洗浄されます。

朝、口の中がねばつくことがありますよね。これは夜中に唾が分泌されず、自浄作用が停滞し、細菌が増えて口が汚れた証拠です。

舌には味蕾という器官があり、ここで味を感じます。しかし、味蕾に食べ物が触れただけでは味は感じません。味物質が唾に溶けて初めて味に運ばれます。

つまり、水溶性のものしか味は感じません。また、味番の周りはいつも唾が分泌されており、水に溶けた物質をすぐ洗い流します。唾があるおかげで味を感じられます。

このように、唾にはさまざまな力がありますが、量が減少すれば唾の力も落ちてしまいます。比較的容易に唾を増やすことができるのはガムです。

もちろん、う蝕の原因にならないガムでなければいけません。発酵性炭水化物である砂糖が未使用であることは必須です。

唾の大切さお分かり頂けましたでしょうか？

ガムを噛んだり、唾液腺のマッサージなどで唾の量を増やしましょう！