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子供のいびきは、軽度なものから睡眠時無呼吸をらともなう重度のものまで様々です。
小児を対象に行ったアンケートでいびきをかいてる小児は約30%という結果になりました。
そのうち大きないびきは15%程度で、比較的多くの小児に認められました。
また小学校ていがくねんがもっとも頻度が高いことがわかっています。
そして、睡眠中に息が止まる無呼吸を認める頻度は2%程度だったことから、いびきは多くの子どもにみられますご、そのうちの1割程度に無呼吸を認め、睡眠時無呼吸症候群を疑われます。
現在、口呼吸が注目されています。
口呼吸はいびきと関連深く、口呼吸している小児の60%がいびきをかいていて、そのうち40%は大きないびきです。
ですので、口呼吸をしていたらいびきの有無を確認し、いびきがあるようなら無呼吸の有無を確認する必要があります。
睡眠時無呼吸が疑われる場合、その影響で成長ホルモン分泌異常によるやせを、ともなった低身長や抗利尿ホルモン異常による夜尿、口呼吸による顎顔面歯列形態の異常など、小児の健全な発達に様々な影響を及ぼしますので、小児の睡眠時無呼吸の専門医、もしくは大学病院を受診するようにおすすめします。