“歯石”と“歯垢”みなさん聞いたことがあると思いますが、

違いはご存知でしょうか？

 

歯石=食べかすと思っている方も多いと思いますが、

実際は細菌と代謝物のかたまりです。

 

歯の表面についている白色or黄白色のネバネバしたものには

1ｍｇ当たり1億個以上の細菌があるといわれています。

 

細菌は多くの場合は唾液で流されていきますが、唾液が流れにくい場所に

付着すると徐々に繁殖を始めます。

唾液が流れにくく、歯垢が残りやすい場所は

・歯と歯/歯と歯茎の間

・奥歯の噛み合わせ面

・歯と歯が重なっているところ

などがあります。

こまめな歯磨き、デンタルフロスの使用で歯垢を取り除きましょう。

 

一方、歯石は歯垢が石灰化したもので、石のような白い塊です。

個人差もありますが歯垢が付着後2～3日で石灰化し始めると言われています。

主に下前歯の内側、上奥歯の外側が歯石が付きやすいです。

歯石になると歯磨きでは落とすことができないので、

歯石になる前のケアが大切です。

歯石になってしまった場合は歯科医院で除去する必要があります。

日が経てば経つほど硬くなって、除去がしにくくなるので、

定期的なクリーニングが必要になります。