ブログ
ブログ
最近当院でも矯正治療中や矯正治療が終わって保定装置がついて定期検診に来られる方が増えました。
お子さんも多いですが大人になってからの矯正治療も多いです。
普通より矯正装置がついていれば、食べ物も挟まりやすいし歯磨きもしにくいため虫歯リスクが圧倒的に増えてしまいます。
また大人の方は特に骨を動かして歯を矯正するので骨に負担がかかり、歯周病のリスクも心配しなければいけません。
今回は簡易的ですが何点かの矯正器具がついている方向けのセルフケアなどをご紹介したいと思います。
食事の注意点
矯正治療中は、硬い食品や噛む力を必要とするものを避けることが大切です。かわりに、柔らかい食材やスムージー、ポタージュなどの消化がしやすい食事を選びましょう。歯への負担を軽減するため、食べる際は細かくして食べるなどを心掛けると良いでしょう。
正しい歯磨きとケア用具の選び方
矯正装置が歯に隠れる部分を残さずカバーしているため、歯磨きの際は丁寧なケアが必要です。歯ブラシはソフトなものを選び、歯茎の周りや歯とワイヤーの隙間を注意深く磨きましょう。歯間ブラシやフロスを利用して歯の隙間にたまった歯垢も取り除くと良いでしょう。
デリケートな部位のケア
矯正治療中は、歯茎や頬の内側が刺激を受けることがあります。このため、口内洗浄液などを利用して口内環境を清潔に保つことも大切です。
◇矯正中の歯の磨き方
矯正治療中は、ブラケットやワイヤーが歯の表面に装着されているため、歯の磨き方に注意が必要です。正しい方法を実践することで、歯垢や食物の残りを効果的に取り除き、健康な歯を保つことができます。
歯ブラシの選び方
やわらかめの歯ブラシを選びましょう。硬い歯ブラシは歯や装置に傷をつける恐れがあります。
歯ブラシの角度
歯ブラシを歯の表面に45度の角度で当てます。ブラケットやワイヤーの上部と歯の表面の間にブラシを入れるようにしましょう。
歯と歯茎の磨き方
歯ブラシを上下に動かすかたちで磨きます。ブラケットやワイヤーをかるくなでるようにして、歯の全体を丁寧に磨いていきます。歯茎にも注意深く磨くことで、歯周病の予防ができます。
歯の裏側と舌の磨き方
歯の裏側や舌も磨きましょう。歯ブラシを優しく舌の方向に動かし、舌の表面も清潔に保ちます。
歯間ブラシやフロスの使用
歯と歯の間の隙間やブラケットの隙間には、歯間ブラシやフロスを利用して歯垢を取り除きます。歯間ブラシは歯と歯の間に挟み込んで軽く動かし、フロスは歯と歯の間を丁寧に通すようにします。
歯磨き粉の選び方
矯正中は、歯磨き粉はフッ素配合のものを選ぶと効果的です。歯の強化や虫歯予防に役立ちます。