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酸のpHとむし歯のリスク|ブログ|海岸通デンタルクリニック|神戸市中央区の歯科医院

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酸のpHとむし歯のリスク

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皆さんは、日常、どんな飲み物を飲んでいますか?
飲み物には、それぞれ、酸のpHや糖度により、むし歯になりやすいものの度合いが違ってきます。
酸性、弱酸性、アルカリ性などの言葉を聞いたことがあると思います。
その度合いを数値化したものがpHです。
今回pHについてお話ししたいと思います。

pHが低い方がむし歯になりやすいです。
pH3.9以下の飲料の場合、脱灰のリスクが高いと言われています。
また、酸の種類により、よりむし歯のリスクが高いものが、乳酸、酢酸、クエン酸、りんご酸などです。
よく耳にする、身体に良いと言われるものです。
毎日、酢のドリンクをのんだり、夏バテ防止にクエン酸入りのドリンクを常用したりしていませんか?
酸っぱいものが好きな人も多いです。
口の中で溶かす錠剤や飴などで、ビタミンC配合やレモン味などpHが低いものを好んでいませんか?

実は、こども飲料やフルーツジュース、炭酸飲料などpHの低いものが多いです。
お酒では、焼酎に比べ、ワインの方がpHが低いです。
日常、飲み物を選択する際に、一度pHを考えてみて下さい。

そういったものを日常的に飲んだり食べたりすることで、むし歯やエナメル質が溶ける酸蝕症になるリスクが高くなります。
好きなものをやめるのは、なかなか難しいと思います。
できることのひとつとして、
◉酸性飲料を飲む時はミルクを一緒に飲んだり、水で口をすすぐ。
◉ちびちび長時間かけて飲まない。
などです。

私たちは常に、食べもの、飲み物を口にしています。
甘いものという糖についてはよくむし歯になりやすいものとして知られています。
今回お話しした、酸のpHに対しても興味を持っていただけますと幸いです。

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