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ホットコーヒーには砂糖、アイスコーヒーにはガムシロップを使います。
なぜ、ホットコーヒーなガムシロップは使わないのでしょうか??
正解は甘く感じにくいからです。
ガムシロップには果糖が多量に含まれているため、低温で甘く感じるようにアイスコーヒーにガムシロップを添えらます。
果糖は温度によって甘さが変わります。
砂糖の甘みを100とすると、ブドウ糖は約70、果糖は約170程度です。
甘い順番に並べると、果糖、砂糖、ブドウ糖となります。だから、果糖を多く含むと甘く感じます。
さらに、果糖は40°C以下では砂糖より甘く感じますが、高温にすると甘く感じなくなります。つまり、果糖は温度によって甘さが変わり、温度が低いほど甘く感じるのです。
冷たい清涼飲料水やショートケーキなど冷菓に異性化糖を利用するのもこのためです。これは、果糖の多い果物類は、冷やすと甘く感じることからも理解できるでしょう。逆に、ホットコーヒーにガムシロップを入れると甘さが失われるため、砂糖を入れるのです。
むし歯を作るミュータンス連鎖球菌は、砂糖だけでなく、ブドウ糖や果糖からも酸を作ります。
基本的には砂糖と同じです。
過剰摂取は、むし歯のリスクに影響します。
今、好きな時になんでも食べたり飲んだりできる時代ですが、自身の管理をしっかりしなければなりません。