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今回は虫歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)についてお話しします。
プラークとは
プラークは歯に付着する細菌やその代謝物の塊です。食べかすとは異なります。プラークを構成する細菌には、むし歯や歯周病の原因菌が含まれているため、歯磨きを怠ってプラークが歯に付着したままになっていると、むし歯や歯周病が進行していきます。
プラークの形成
歯の表面に唾液の中の糖タンパク成分が膜のように付着することをペリクルと言います。ペリクルに細菌が付着し、定着・増殖することでプラークが形成され、どんどん成長していきます。 時間が経過するほど、口の中でトラブルを起こす細菌が増えていきます。
プラークが溜まりやすい所
・歯と歯の間
・奥歯の溝
・歯と歯ぐきの境目
・奥歯の後ろ
・前歯の裏側
磨き残しが起きやすいのは、「利き手側の歯の裏側」です。つまり右利きの人は右側、左利きの人は左側が磨き残しが起きやすくなります。プラークは、歯ブラシやフロス、歯間ブラシで除去できるので、溜まりやすいところを意識してケアしてみてください。
プラークはむし歯や歯周病など口の中の様々なトラブルの原因になるため、日頃のセルフケアでプラークのうちに除去するように心がけながら、歯石はプロフェッショナルケアで定期的に除去してもらいましょう。