医院ブログはこちら インスタグラムはこちら

日本口腔インプラント学会|ブログ|海岸通デンタルクリニック|神戸市中央区の歯科医院

〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通2-2-3HAT神戸メディカルモール3F
078-261-3300
MENU

ブログ

日本口腔インプラント学会|ブログ|
海岸通デンタルクリニック|神戸市中央区の歯科医院

日本口腔インプラント学会

Pocket

先日僕の所属する日本口腔インプラント学会の専門医セミナーが週末の土、日曜日に開催されましたので参加してきました。
今回興味深かったのは歯科業界だけでなく他業種も含めた今後10年、20年の展望の話でした。
IT及びAIの爆発的な進歩により人間を仕事をAIが担っていくのはよく聞く話ですが、
2015年12月に野村総合研究所が、あくまで技術的な代替可能性としながらも、10年から20年後に、今、日本で働いている人の約半数の49%の職業が、機械や人工知能によって代替することが可能だとする分析結果を発表しました。これは、野村総合研究所とオックスフォード大学のオズボーン准教授らとの共同研究によるものです。職業の数は2012年3月に独立行政法人労働政策研究・研修機構から出された「労働政策研究報告書職務構造に関する研究 ―職業の数値解析と職業移動からの検討―」に基づいて601種類で、それぞれについて、技術の進歩によって将来、機械や人工知能が代替できる確率を計算しました。
オズボーン準教授と言えば、2014年に『雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか』という論文を発表し、米国労働省が定めた702の職業をクリエイティビティ、社会性、知覚、細かい動きといった項目ごとに分析し、10年後の消滅率を仔細に試算したことで有名です。その論文では、702の職業のうち47%が、10〜20年後には機械によって代わられるとしていましたが、今回の49%はそれと非常に近い数値になっています。オズボーン准教授の先の研究では、前述のようにアメリカでは労働人口の47%、イギリスでは35%が、現在の仕事が機械に取って代わられる可能性が高いとしています。
日本とアメリカが、イギリスよりも高い原因をについて野村総合研究所は、「ホワイトカラーの労働生産性の低さ」と「AIやロボットで代替できる仕事をしている人が多い」ことを挙げています。
ところで、このようなロボット・AIが将来、人間の仕事を奪うという話はよく話題になります。それらは、どちらかというと人間の将来への悲観的な見方で議論されることが多いように思います。マスコミの中にも「奪われる」といった表現で報道していることもあります。
今回のセミナーは「将来の人手不足をテクノロジーで解決する可能性を示したもの」「将来、人は創造性やコミュニケーションがより求められる仕事を担うようになる」と、むしろ人とロボット・AIとの共存の可能性を示したものという捉え方をしていました。
歯科医師はまだAIに代わられることはなさそうですが、このような話はできるだけキャッチアップして時流を読んで日々を送りたいですね!!

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ