新年明けましておめでとうございます。

旧年中は海岸通デンタルクリニックに、ご来院いただき誠にありがとうございました。
1月6日より2022年の診療をスタートしました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

昨日は年明け初日の診療ということでスタッフでミーティングと勉強会を行いました。
スタッフ個人目標なども発表しあい、意識も高めることができました。

また勉強会では睡眠時無呼吸症候群について話し合いをしました。

皆さんは、お聞きしたことありますか？

睡眠時無呼吸症候群には大きく分けて二つあります。

一つは気道がどこかで狭くなり、鼻・口の気流が停止する「閉塞性」の、「閉塞性睡眠時無呼吸症候群（OSAS）」です。

特徴は肥満の方やアルコールを日常的に飲む方、顎の小さい方です。

二つは脳幹と呼ばれる中枢が呼吸に関係する筋肉に対して正しく機能するように信号を出していないため無呼吸を引き起こす「中枢性睡眠時無呼吸症候群（CSAS）」です。

特徴は脳や脊髄の病気、心臓に影響を与える病気、呼吸を抑制するようなお薬の影響などによって引き起こされます。

歯科医院でのマウスピースを使用した治療法があります。

全顎のマウスピースを眠っている間に装着し舌や下顎を前方に突き出した状態で固定することで舌も引き上げられ、舌の沈下も防ぐことができ気道が確保され、無呼吸・低呼吸を改善することができます。

マウスピースは医療用の器具になりますので医師の診断を受ける必要があります。医科で睡眠時無呼吸症候群と診断され、診断書を持参して頂けたら健康保険の適応になります。